ホンヤドカリ科

3/3ページ

ケアシホンヤドカリ 学名:Pagurus lanuginosus

こういう地味な生き物は、ついついスルーしてしまいがちですが、よ~く見るとおもしろいものです。春先は繁殖のため、オスがメスを引きずりまわす、ガーディングという行動をとるのですが、これが、なかなか激しい。でも、どことなくユーモラス。2010年の春先の大瀬崎は、ケアシホンヤドカリが、いっぱ~いいました。生息域が、5m以浅なので、好きなだけ粘れます。オレンジの触覚がとってもキレイです。 撮影地:大瀬崎

ゴホンアカシマホンヤドカリ 学名:Pagurus quinquelineatus

んん??見たことないような気がするぞ~と思ってパチリ。案の定、初見だったのですが、判定には苦労しました。ゴホンアカシマホンヤドカリで間違いない・・・とは思うのですが、「ホントに??」と突っ込まれると「多分ね」という感じです。それにしても、長い名前だなぁ~撮影地:須江

クロシマホンヤドカリ 学名:Pagurus nigrivittatus

クロシマホンヤドカリはちょっと浅瀬の岩の上などによくいます。元気なので撮影にはちょっと、てこずる相手ですね。ちょっと前の図鑑だとアカシマホンヤドカリになっているものも結構あるのですが、この種は03年にクロシマホンヤドカリになりました。う~んややこしい・・・撮影地:伊豆海洋公園

ホンヤドカリ 学名:Pagurus filholi

伊豆大島の浅瀬には、た~~くさんいました。大きいのから小さいの、交尾前ガーディング中の個体もいっぱいでした。交尾前ガーディングとは、オスがメスをしっかりガード・・・ではなく、ずりずり引きずり回す行動のことです。そして、タイミングを見て交尾をしてしまうんですが、やっぱり、魅力的なメスが通りかかったら、乗り換えたりするんですかね~撮影地:伊豆大島

1 3