タテジマウミウシ上科

ハナオトメウミウシ 学名:Dermatobranchus ornatus

ハナオトメウミウシは白地にオレンジがとても印象的です。大きな種はかわいくないことが多い(失礼!)ですが、このハナオトメウミウシは水中だとオレンジが和らいでとてもキレイです。この手のウミウシは、一歩間違えると気持ち悪いになってしまいますが、ハナオトメウミウシはギリギリ「キレイ」の方だと思うんですが、いかがでしょう?撮影地:大瀬崎

アワシマオトメウミウシ 学名:Dermatobranchus albopunctulatus

アワシマオトメウミウシの”アワシマ”は私たちがよく行く、大瀬崎のちょっと手前の淡島から付けられたそうです。そう聞くと、一気に親近感がわきますね。図鑑では60mmに達するとありますが、そこまで大きいのは見たことがありません。そのうち、見れるかな?触覚のブルーがまるでケーキの上の砂糖菓子みたいですよね。撮影地:尾鷲

ハスエラタテジマウミウシ 学名:Armina magna

見せてもあまり喜んでもらえませんが、実は結構レアものウミウシだと思います。ダイオウタテジマウミウシに似ていますが、触覚の色が違うことで判別可能です。泥っぽい砂地の、ちょっと深いところにいることを這っているイメージです。透明度の悪い春先の海には、こんなお宝もウミウシがいるんですよ~撮影地:紀伊大島・須江