伊豆大島

イズオコゼ 学名:Cocotropus izuensis

この写真を撮った頃は「マスダオコゼ」としていましたが、2010年に新種記載された「イズオコゼ」でした。 まぁ、魚にとっては名前なんてどうでも良いんでしょうが。珍しい魚なんですが、小汚い個体が多いんですよね。こんなにキレイな個体は珍しいと思います。 撮影地:伊豆大島

ネズミウミウシ 学名:Platydoris tabulata Edit

まるで、上から押し潰されたみたいに、ぺったんこのウミウシです。しかも、全く動きなし。おいおい、やる気はあるのか?ちゃんと御飯食べたか?と聞きたくなります。とっても良い天気だったから、岩の上で日向ぼっこしてたのかな?それとも、ネズミなんて名前を付けられたから、ちょっとやる気なくしちゃてる?こんな風体ですが、あまり見かけないのでレアなのかな?でも、ダイバーに紹介しても、喜んでもらえるかどうか・・・撮影 […]

オキナワヒオドシウミウシ 学名:Halgerda okinawa

体中に張り巡らされたこの模様が、インターネットウミウシの名前の由来ですね。このウミウシは分布が面白いですね。南方系のウミウシですが、串本では見かけません。寒さに弱いのかと思いきや、東伊豆では結構、発見例があります。一方、西伊豆では全くといって良いほど、見かけません。八丈から流れてきた個体が東伊豆では生きていけるのに、沖縄から流れて来た個体(多分、流れては来ているはず!)は串本では生きていけないのか […]

ホンヤドカリ 学名:Pagurus filholi

伊豆大島の浅瀬には、た~~くさんいました。大きいのから小さいの、交尾前ガーディング中の個体もいっぱいでした。交尾前ガーディングとは、オスがメスをしっかりガード・・・ではなく、ずりずり引きずり回す行動のことです。そして、タイミングを見て交尾をしてしまうんですが、やっぱり、魅力的なメスが通りかかったら、乗り換えたりするんですかね~撮影地:伊豆大島

シロイバラウミウシ 学名:Okenia japonica

図鑑で名前はチェック済みだったのですが、ここまで小さいとは!確かに図鑑に7mmって書いてありますね。水中で見たときは白い点にしか見えませんでした。何せ米粒くらい。でも、生きてるんですよ~正に、一寸の虫にも五分の魂ですね。(虫じゃないけど・・・一寸もないけど・・・)このサイズのウミウシ観察には、虫眼鏡が必需品ですね。撮影地:伊豆大島

ウスイロサンゴヤドカリ 学名:Calcinus vachoni

写真では分かりにくいですが、とっても小さいです。1cmくらいしかありません。図鑑の写真は久米島で撮影されていたし、サンゴヤドカリなので、南方系の種だと思っていましたが、伊豆大島では、まぁまぁいました。子供の時は、体全体が乳白色で正に「ウスイロ」なのですが、大人の個体は、ハサミ脚がグレーになります。子供のときの方が、カワイイなぁ~撮影地:伊豆大島