サキシマミノウミウシ上科

コザクラミノウミウシ 学名:Flabellina athadona

図鑑によると、分布は「東北、北海道」となっていますが、越前で見つけました。春先の越前では、他ではお目にかかれない、名前もわからない、ウミウシがいっぱいいます。写真のコザクラミノウミウシも、水中では「見たことないぞ~初めて見るぞ~」という感じで、大興奮でした。 翌週潜ると、きれいさっぱりいなくなっていることが多々あります。不思議ですねぇ~撮影地:越前

セスジミノウミウシ 学名:Coryphellina rubrolineata

伊豆では冬の初めから見かけるようになるキレイなウミウシ。水温の低い方が好みかと思いきや、マブールでも中々のサイズの個体を見たこともあります。さて、どっちがお好みなのでしょう?ミノウミウシなので、食べるものによって多少の違いがありますが、その名の通り、背中の赤い筋があるかないかが判別ポイントです。淡い紫がとてもキレイなウミウシですね。撮影地:紀伊大島・須江

アデヤカミノウミウシ 学名:Coryphellina exoptata

なんと艶やかな名前でしょう。この名前にすっかり乗せられ、個人的には見たいウミウシナンバーワンでした。出来ればもう少し大きく、ミノがふさふさしている個体を見たいものです。会いたいと思っている種に課せられるハードルは高くなりがちです。遠恋で相手を理想化するのに似ています。撮影地:パラオ